【2020版】これで失敗しない!塾の選び方の裏技解説

SUMMARY

  • 塾の公式サイトは良いことしか書いていないので注意。
  • 働き手の待遇とSNSでの評判から攻めるのがオススメ。
  • でも結局は体験授業が最強

こんにちは、そのはです。

2018年度の最終日ですね~。
明日からは皆さん新学年ということで、また新たに勉強を始めたりすることでしょう。
中には他の子と差をつけるために、新学年から塾に通い始めよう!という人もいるかもしれません。

そんなとき、間違った塾・教材選びをしてしまうと、大切な時間やお金(果ては人生までも)ムダにしてしまうかもしれません!

今回は、私の5年間の塾講師経験から、間違わない塾・教材選びの方法をご紹介していきます。

悪い塾の特徴

「塾なんてどこも変わらないでしょ」「勉強できればなんでもいいよ」というアナタ、それは違います。

そもそも悪い塾とはどのような特徴があるか、例を挙げて見ていきましょう。

金儲けしか目がない

つまるところ、これに尽きます。

金儲けしか考えていないような塾は生徒の成績を上げようなんてこれっぽちも考えていませんし、入塾者を金づるとしか見ていません。

そんな塾は、

  • 入塾費や授業料が高い
  • 講師の賃金が安い
  • 講師の教育にお金や時間を割かないため、講師レベルが低い
  • 学校との連携がなく、受験などに関する情報が希薄
  • テキストも惰性で使っていて時代遅れ

と挙げればキリがないですが、悪いところしかありません。

こんな塾には入ってはいけません。
何も得ることなくお金を失うだけです。

極めてブラックである

ブラック企業という言葉のブームは過ぎたかもしれませんが、塾業界は基本的にブラックです。

その中でも際立ってブラックな塾は、そこに通う生徒たちにも弊害が及びます。

そんな塾は、

  • 講師の労働時間が極端に長い
  • 講師の労働時間帯がおかしい(~AM2,3時など)
  • 講師が事務作業に追われ、生徒そっちのけ
  • 塾としてスケジューリングが下手で不合理性が強い

など、悪いところばかりです。

仲のいい子が沢山通っている

これは必ずしも悪いわけではありませんが、そもそも塾に通う必要のある子は自制して勉強に励めないことが多いはずです(自制や自律ができるのであれば家庭学習で十分)。

すると、仲のいい子が沢山いるような環境では上手く「勉強モード」に切り替えることができず、塾に通っても無意義な時間を過ごしてしまう、という事態になりかねません。

多少家から離れていても、自分で「勉強モード」に切り替えることができる塾をオススメします。


良い塾を選ぶ方法

以上のような悪い塾を避けて入塾すれば、きっと成績を上げてくれる講師に出会えるはずです。
悪い塾と逆の条件をもつ塾を探せばいいわけですが、その具体的な方法をご紹介します。

おすすめの方法は①~④をすべて行うことですが、そんなに時間をかけられない!という場合には④だけでも大丈夫です。

①公式サイトを入念にチェック

まずはここから始まります。
その塾の方針や思想が今回選んでいる基準にそぐうかどうか、を確認しましょう。

具体的には、

  • 日々の学習補助メイン or 受験対策メイン
  • 個別指導 or 集団指導
  • 講師担当制 or 講師非担当制
  • 講義メイン or 演習メイン

などの観点がありますね。

重要なのは、公式サイトで謳っている売り文句を鵜呑みにしない!ということです。
公式サイトには良いことしか書かないのが当たり前なので、それを鵜呑みにすることに何の意味もありません(むしろマーケターの思う壺です)。

②講師の待遇を確認

上で述べたとおり、お金儲けにしか目がないような塾は講師への扱いが正直ぞんざいで待遇もブラックです。

待遇を確認するために、塾講師の求人サイトから気になる塾の待遇を確認してみましょう。

観点は以下のようなものがあります。

  • 時給(個別なら1,200円~、集団なら2,000円~が望ましい)
  • 担当学年(小学~高校と幅広いよりも、ピンポイントな方が専門性が高い)
  • コマ給 or コマ外も給与が出るか
  • 研修の充実具合

これにより、なんとなくの講師待遇(≒塾のクオリティ)が掴めます。

しかし困ったことに、これも嘘である可能性があります。
(私の経験では、コマ外も給料が出るという募集要項だったのに、いざ入ってみるとコマ給だけだった、ということがありました。)

これを見極めるために、TwitterなどのSNSで「○○(任意の塾名) バイト」と検索してみると実態が見えてきたりするのでおすすめです。

以下、一例です。

③アナログな口コミを収集

ここまでで候補を絞ったうえで、知り合いの中にすでにそこへ通っている子がいる場合は、その塾の評判や内情を聞いてみましょう。
ネットの情報は上手くローカライズされていないので、結局人づてに「あそこの塾いいらしいよ!」と聞くのが最も信憑性が高いです。

口コミが発生するような塾は優秀な講師が揃っている場合が多く、また塾として向上心があり生徒によく向き合っていることが多いです。

ただし、以下の点には注意しましょう。

紹介者の生徒さんは、

  • 入塾前と比べて成績が向上しているか?(教えるのが上手い講師がいる証拠です)
  • 宿題の量は適切か?家庭学習が増えたか?(授業外の学習もプロモートしてくれる証拠です)
  • 講師の代講が少ないか?(塾内環境が整っている証拠です)

④体験授業で塾内環境を偵察

ネットの情報+知り合いの口コミで候補となった塾について、実際に授業を受けてみることで入塾を決定していきましょう。
最終的には体験授業での実際の肌感こそが最強の情報になります。

体験授業を受ける際の注意点は以下のとおりです。

  • 他の生徒が多いであろう時間帯を予約する(他の生徒や講師の様子を知れる)
  • 講師との相性はあまり考えない(体験授業と入塾後の講師が同じとは限らない)
  • 他の生徒の年代を把握する(自分と近い年齢層が多いのがベスト)
  • テキストは豊富か、自習スペースがあるか、掃除は行き届いているか(塾内環境を整備する意志があるかどうか)
  • 講師の男女比(1:1がベストです)

さて、お目当ての塾がたくさんある場合や、ネットの情報で候補を絞り切れなかった場合は、この体験授業の申し込みがかなり大変になってしまいます。

実は、お近くの塾にまとめて体験授業申し込みができる裏技的サイトがあります。ご存知でしたか?

完全無料で、簡単3ステップで複数の塾へ申し込みできます。
個人的にはとても便利だと思うので、こういったサイトを活用してみるのも良いかもしれません。


まとめ

さて、いかがだったでしょうか。
塾選びは進路に関わる大事な選択なので、できれば失敗したくないですよね。
そんなときに使える裏技的な方法をご紹介していきました。

ポイントをまとめると、

  • 塾の公式サイトは良いことしか書いていないので注意。
  • 働き手の待遇とSNSでの評判から攻めるのがオススメ。
  • でも結局は体験授業が最強。

ということでした!

ではみなさん、新学期からも勉強を頑張っていきましょう!

それでは。