【勉強法】偏差値50から頑張る人におすすめしたい参考書4選【数学】

こんにちは、そのはです。

先日、数学が苦手な人向けのおすすめ参考書を紹介していきました。

今回は数学中級者、つまり数学の偏差値が50前後の方にオススメの参考書を厳選していきます!!
数十冊の中から4種類にまで絞り込んだので、迷う余地はありません!

少しでも参考になれば幸いです。

チャート研究所『黄チャート』

『黄チャート』は、チャート式の中でも基礎はそこそこ完成しているから実践に進んでいこう!という人のための網羅系参考書です。

チャート式参考書 数学 レベル表

簡単な問題から入試レベルの問題まで幅広く扱ってくれている上、解説も丁寧に書かれている(問題冊子と同じくらいの厚みの解答解説冊子が付属します)ので、独学にも使える代物です。

  • 超有名な網羅系参考書!問題をパターン分けして対策できる。
  • 問題の量も解説の量も文句なしのボリューム感!
  • これ1冊を極めれば、センターレベルの問題で安定して8割得点できるようになる!

注意点

  • 基礎の基礎の部分は省略されている。
  • ボリュームがあるので、短期間で仕上げるのには向かない。
  • 単純に重たい。持ち運びに不便。

豊田敏盟ほか『Focus Gold』

『Focus Gold』は、黄チャートと同じく実践的な問題をパターンに分けて幅広く対策していこう!という人のための網羅系参考書です。

扱う問題のレベル感は黄チャートや青チャートよりも広い印象です。なので、用途に合わせて問題を取捨選択して進めていけばOKです。
また、文体もチャート式よりもやや柔らかいので、チャート式が合わないなと感じた方にはこちらをオススメします!

  • 超有名な網羅系参考書!問題をパターン分けして対策できる。
  • チャート式よりも柔らかな語り口で取りかかりやすい。
  • 取り扱う問題のレベルが幅広い!用途に合わせて進められる。

注意点

  • 基礎の基礎の部分は省略されている。
  • 問題のレベルの幅が広いので、人によっては無駄が生まれる
  • ボリュームがあるので、短期間で仕上げるのには向かない。

『Focus Gold』には、専用の演習ノートがあります。これもひとつの推しポイントです。
公式ページでも、Focus Goldを自分で解きまとめられるツールとしてオススメされています。

Focus Goldノート

Focus Goldマスター編の例題(**,***)を掲載した書き込みノート。
Focus Goldを「自分で解き」「自分でまとめる」ことができる。


麻生雅久ほか『標準問題精講』

『標準問題精講』は、入試対策を念頭に置いた演習中心の実践系参考書です。

網羅系参考書よりもコンパクトなので、解説を深く読み込んで理解するのではなくアウトプットによって実践力を高めたい人にオススメです!
レベル的には、偏差値50を超えていないと少し難しい可能性があります。そういった方は『基礎問題精講』から挑戦してみるのが良いかもしれません。

  • テキスト自体が厚すぎず、取りかかりやすい!
  • 演習がメインなので、入試に通じる実践力をつけられる!
  • テキストの後ろへ進むにつれて難易度が上がるので、ステップバイステップで進められる。

注意点

  • 基礎の基礎の部分は省略されている。
  • 解説はやや淡泊。深掘りよりもシンプルさに寄っている。
  • 網羅系ではないので、問題のパターン解説はない

基礎レベルから挑戦してみたいという方は、以下の『基礎問題精講』から手を付けてみましょう!


数研出版編集部『入試問題集』

数研出版の『入試問題集』は、『標準問題精講』の比ではないくらいシンプルな、入試問題を集めただけの問題集です!

これを紹介している方はほとんどいませんが、個人的には好きで使っていました。理由は、余計な情報がなくシンプルで使いやすいからです。
1冊の厚みも薄くコンパクトなので、高速で周回することができます。その割りには色々な入試問題を取り扱ってくれているので、幅広い実践力がつきます。

  • テキスト自体が薄く、取りかかりやすい!高速周回できる!
  • 入試問題の演習のみなので、入試に通じる実践力をつけられる!
  • 余計な情報がなくシンプル。この上なくコンパクト。

注意点

  • 入試問題しか扱っていない。(≒テスト対策には使えない
  • 解説はかなり淡泊。行間を理解する力が求められる。

まとめ

いかがでしたか?

もしかすると皆さんの中には、上で紹介した参考書をすでに使っている方もいるかもしれませんね。

参考書は書店に行っても数が多すぎて結局どれを買えばいいか分からないので、そんな人の参考に少しでもなったのなら幸いです!

難関大合格に向けて数学を武器にしていきたい!!という人にオススメの参考書は、また別の機会に紹介できればと思います。

それでは。

参考リンク